こんにちは!ギターの処方箋TAKAMURA、代表の高村尚平です。
「ギターを買ったはいいけど、何から練習すればいいの?」「Fのコードで挫折しそう…」「いつかはバンドを組んで、あの曲を演奏してみたい!」
…ギターを始めたばかりのあなたは、今こんな風に思っていませんか?
憧れのギタリストのようにステージで輝く自分を想像しながらも、現実は指が痛くて心が折れそうになったり、なかなか思うように上達しなかったりと、悩みは尽きないものです。
でも安心してください。これは誰もが通る道です。
一人で黙々と練習するのも楽しい時間ですが、仲間と音を合わせるバンドでの演奏は、何物にも代えがたい感動と楽しさがあります。
たった3人〜4人が集まって音を出すだけで、会場全体を熱狂の渦に巻き込むことができる。それがバンドという魔法なのです。
この記事では、ギターを始めたばかりの初心者でも比較的簡単に弾けて、バンドで演奏したら絶対に盛り上がる「定番曲」を10曲厳選してご紹介します。
さらに、効率的な練習方法から実際のバンドメンバーの探し方、そして演奏を成功させるためのコツまで、初心者が知りたい情報を網羅的にお伝えします。
この記事を読めば、あなたの「バンドでギターを弾きたい!」という漠然とした夢が、具体的で実現可能な目標に変わるはずです!
バンド演奏がもたらす5つのメリット
モチベーションの維持
一人での練習は地味で孤独になりがちですが、バンドメンバーがいれば「次の練習までにこの部分を完璧にしよう」という具体的な目標ができ、練習に対するモチベーションが格段に上がります。
音楽理論の実践的理解
他の楽器と合わせることで、コード進行やリズム、音楽の構造が体感的に理解できるようになります。教科書的な知識ではなく、生きた音楽理論が身につくのです。
演奏技術の向上
ドラムのリズムに合わせる必要があるため、メトロノーム練習以上にタイミング感が鍛えられます。また、ベースとの役割分担を意識することで、ギターの音楽的な役割も理解できます。
表現力の開発
観客を意識した演奏は、技術だけでなく表現力も要求されます。身体全体で音楽を表現することで、演奏に魂が宿るようになります。
人生を豊かにする仲間との出会い
音楽という共通の言語で結ばれた仲間は、一生の宝物になります。年齢や職業を超えた深い友情が生まれることも珍しくありません。
挫折しない!初心者向けバンド曲の選び方
楽曲選択の重要性〜なぜ曲選びが上達を左右するのか
いきなり難易度の高い曲に挑戦して「やっぱり自分には無理だ…」と諦めてしまうのは、本当にもったいない!実は、初心者の挫折の8割は、身の丈に合わない楽曲選択が原因と言われています。
適切な楽曲選択は、単に「簡単だから」という理由だけではありません。初心者が効率的に上達し、同時に音楽の楽しさを実感できる、科学的根拠に基づいた選択基準があるのです。
初心者向けバンド曲選択の7つの黄金ルール

【難易度別】バンドで始めたい!ギター初心者におすすめの曲10選
お待たせしました!ここからは、上記のポイントを踏まえた、バンドで演奏するのにおすすめの楽曲をご紹介します
難易度を★で示しているので、自分のレベルに合わせて選んでみてくださいね。
バンドで演奏すると楽しい、初心者から中級者におすすめの楽曲を10曲ピックアップしました。
自分のレベルに合った曲から挑戦して、バンド活動を思いっきり楽しみましょう!
小さな恋のうた
MONGOL800
おすすめポイント
まさに初心者のための楽曲!使われているコードは基本的に4つだけで、そのほとんどが簡単なパワーコードまたはオープンコードです。G→Em→C→Dという王道のコード進行は、この曲をマスターすれば他の曲にも応用が利きます。
練習のポイント
コードチェンジをスムーズに行うことに集中しましょう。特にCコードからDコードへの移行は、多くの楽曲で頻出するため、確実にマスターしておきたいところです。
この楽曲は、YouTubeなどのサイトで検索してぜひ聴いてみてください。ストレートなロックンロールの魂を感じられるはずです!
リンダリンダ
THE BLUE HEARTS
おすすめポイント
日本のロックシーンを代表する伝説のバンド、THE BLUE HEARTSの名曲。3つの簡単なコードで構成されており、とにかくストレートでかっこいい!A→D→E→Aという進行は、ロックの基本中の基本です。
練習のポイント
速いテンポに惑わされず、まずはゆっくりと正確なコードチェンジを身につけることが重要です。慣れてきたら、パワーコードでドライブ感のある演奏を心がけましょう。
リライト
ASIAN KUNG-FU GENERATION
おすすめポイント
イントロの単音リフが印象的ですが、実はそこまで複雑ではありません。このリフが弾けた時の達成感は格別です!Aメロ、Bメロがパワーコード中心で組み立てられており、初心者でも取り組みやすい設計になっています。
練習のポイント
イントロの単音リフは、ピッキングの練習にも最適です。最初はゆっくりと、正確な音程とタイミングを意識して練習しましょう。F#mはパワーコード版から始めて徐々に慣れることをおすすめします。
こいのうた
GO!GO!7188
おすすめポイント
独特の歌詞とキャッチーなメロディが魅力の楽曲。ギターリフは少し特徴的ですが、繰り返しが多く覚えやすいフレーズで構成されています。男女ツインボーカルのバンドを組みたいなら、ぜひ候補に入れてみてください。
練習のポイント
特徴的なリフは、ダウンピッキングとアップピッキングの使い分けが重要です。最初は音の粒を揃えることに集中し、慣れてきたらグルーヴ感を意識して演奏しましょう。
シャングリラ
チャットモンチー
おすすめポイント
疾走感あふれるガールズロックの定番曲。カッティング奏法が少し出てきますが、リズムに乗って弾けるようになると、とても楽しい一曲です。文化祭などで演奏すれば盛り上がること間違いなし!
練習のポイント
カッティング奏法は、弦を押さえた状態でミュートしながらストロークする技術です。最初は音がうまく出なくても、繰り返し練習することで必ず身につきます。右手の脱力がコツです。
天体観測
BUMP OF CHICKEN
おすすめポイント
イントロのアルペジオが美しく、多くのギタリストが憧れる一曲。アルペジオは少し練習が必要ですが、弾けるようになれば表現の幅がぐっと広がります。ギターが2本いるバンドなら、役割分担して挑戦するのもおすすめです。
練習のポイント
アルペジオは右手のピッキングパターンが重要です。親指、人差し指、中指、薬指の使い分けをマスターしましょう。最初はゆっくりと、各音が美しく響くことを意識して練習してください。
そばかす
JUDY AND MARY
おすすめポイント
パワフルなギターサウンドがかっこいい、平成を代表するアニソン。少し速いテンポと、曲中に出てくるキメのフレーズがポイントです。YUKIの伸びやかな歌声に合わせて、ノリノリで弾きましょう。
練習のポイント
キメのフレーズは、バンド全体のタイミングを合わせることが重要です。ドラムやベースとしっかりと呼吸を合わせて、決めるところは確実に決めましょう。
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
サンボマスター
おすすめポイント
熱いメッセージと魂のこもった演奏が心を揺さぶる一曲。コード進行はシンプルですが、感情を込めて力強く弾くことが大切です。技術的な正確性よりも、心を込めた演奏が求められる楽曲と言えるでしょう。
練習のポイント
感情を込めた演奏とは、ただ大きな音で弾くことではありません。曲の盛り上がりに合わせて、ダイナミクス(音量の強弱)を意識した演奏を心がけましょう。
Missing
ELLEGARDEN
おすすめポイント
疾走感のあるメロディと英語詞がクールな一曲。パワーコードが主体ですが、テンポが速く、正確なピッキングが求められます。速弾きへの第一歩として挑戦する価値アリです。
練習のポイント
速いテンポでのパワーコード演奏は、右手の無駄な動きを省くことがコツです。大きく振りかぶらず、コンパクトなストロークを心がけましょう。左手のミュート技術も重要になります。
完全感覚Dreamer
ONE OK ROCK
おすすめポイント
現代のロックシーンを語る上で欠かせないこの楽曲。ドロップDという変則チューニングが必要ですが、重厚なサウンドは唯一無二。この楽曲を弾きこなせれば、初心者卒業と言っても過言ではないでしょう。
練習のポイント
ドロップDチューニングに慣れることから始めましょう。通常のチューニングとは指板上の音程関係が変わるため、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば非常に演奏しやすいチューニングです。
効率的な練習方法~上級者たちが実践する上達のコツ
基礎練習の重要性
どんなに好きな楽曲があっても、基礎練習を怠っては上達はありません。プロギタリストや上級者の多くが、毎日必ず基礎練習の時間を設けています。
ギター上達の3つの柱
継続は力なり – 毎日少しずつでも、この3つのポイントを意識して練習することで、確実に上達していきます!漫然と曲だけを練習せずに上記ポイントを意識しましょう!
楽曲練習の効率化
効果的なギター練習法
プロが実践する4つのステップ
この4つのステップを順番に実践することで、
効率的かつ確実にギター演奏をマスターできます!
記録と分析の重要性
練習日記の活用
毎日の練習内容、時間、気づいたポイントを記録することで、自分の成長を客観視できます。スマートフォンのアプリやノートを活用しましょう。
録音・録画による自己分析
自分の演奏を録音・録画して客観的に分析することは、上達への最短距離です。スマートフォンの録音機能で十分なので、定期的に自分の演奏をチェックしましょう。

バンドメンバーの探し方~理想の仲間との出会い方
さて、個人練習で上達してきたらバンドで実際にバンドで演奏をしてみましょう!
…とは言え、まだバンドを組んでいないという人も多いはず。そこで本章ではバンドメンバーの集め方について考えていこうと思います。
🎵 バンドメンバー募集ガイド
理想のバンド仲間と出会うための完全マップ
学校・教育機関を活用
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軽音楽部やサークル
最も確実で安全な方法。同世代との自然な出会いが期待できます
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音楽系専門学校
高いレベルの仲間と出会える環境。プロ志向の人におすすめ
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地域の音楽教室
幅広い年齢層との交流が可能。多様な音楽経験を学べます
SNSを活用した現代的な方法
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X(Twitter)
「#バンドメンバー募集」「#軽音楽」などのハッシュタグで効率的に検索
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Instagram
演奏動画をアップして自分の実力をアピール。視覚的な訴求力が高い
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Facebook
地域のバンドコミュニティに参加。信頼性の高いネットワーク
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Discord
音楽系サーバーでリアルタイムな交流。ボイスチャットで実際の声も確認可能
専門サイト・アプリの活用
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バンドちゃんねる
日本最大級のバンドメンバー募集サイト。豊富な募集情報
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OURSOUNDS
音楽SNSとしても機能。コミュニティ要素が充実
リアルな場での出会い
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音楽スタジオの掲示板
古典的だが効果的。実際にスタジオを利用する真剣な人と出会える
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ライブハウス
同じ音楽的志向の人と自然に出会える。ライブ後の交流がチャンス
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楽器店
楽器選びの際に自然な会話から発展。共通の興味でスムーズな関係構築
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音楽イベント・フェス
共通の趣味を持つ人との出会い。音楽への情熱が高い人が集まる
成功のポイント
どの方法を選ぶにしても、積極的にコミュニケーションを取り、自分の音楽性や目標を明確に伝えることが重要です。理想のバンド仲間との出会いを楽しみながら探してみてください!友達関係や職場での人間関係同様、誠実で明るいコミュニケーションをとるように意識しましょう!
🎯 良いバンドメンバーを見つけるコツ
理想のバンド仲間との出会いを成功させる秘訣
音楽的相性の確認
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好きなアーティストの共通点があるか
音楽の価値観が合うかどうかの重要な指標。影響を受けたアーティストを聞いてみましょう
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目指す音楽ジャンルが一致しているか
ロック、ポップス、ジャズなど、目指す方向性が同じでないと長続きしません
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技術レベルが近いか(または成長意欲があるか)
スキルレベルの差が大きすぎると練習についていけない場合も。向上心が重要です
人間性の重要性
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時間を守れるか
スタジオ予約や練習時間など、バンド活動は時間管理が重要。基本的なマナーです
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協調性があるか
バンドはチームワーク。自分勝手な行動は全体のモチベーションを下げます
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建設的な議論ができるか
音楽的な意見交換や改善点の話し合いを前向きに行えることが成長の鍵
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長期的な視点で活動できるか
すぐに結果を求めず、継続的にバンド活動に取り組める忍耐力が必要
活動レベルの一致
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練習頻度の希望が合うか
週1回派と毎日練習派では温度差が生まれます。事前に確認しましょう
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ライブ活動への意欲が同程度か
練習だけで満足な人と積極的にライブをしたい人では目標が異なります
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費用負担に対する考え方が近いか
スタジオ代、機材費、ライブ参加費など、金銭面での価値観も重要な要素
成功への鍵
音楽的な相性だけでなく、人間としての相性も同じくらい重要です。最初の出会いでこれらのポイントを確認し、お互いの価値観や目標を共有できるメンバーを見つけることが、長く続くバンド活動の秘訣です!
✍️ メンバー募集時の効果的なアピール方法
理想のバンド仲間に出会うための自己紹介術
自己紹介文の書き方
🎸 技術レベルを明記
「初心者」「中級者」など、現在のスキルレベルを正直に伝えることで、適切なレベルの仲間と出会えます。
🎵 好きな音楽を具体的に
バンド名やアーティスト名を挙げることで、音楽的な相性を判断しやすくなります。
🎯 目標を明確に
「ライブをしたい」「趣味程度で」など、活動の方向性を示すことが重要です。
⏰ 活動頻度を提示
練習可能な頻度や時間帯を書くことで、ライフスタイルの合う仲間を見つけやすくなります。
自己紹介文に含めるべき要素
避けるべき表現
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「初心者ですがよろしく」だけの簡潔すぎる文章
情報が少なすぎて、相手が判断材料を得られません。もっと具体的な情報を加えましょう。
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具体性に欠ける抽象的な表現
「音楽が好き」「頑張ります」だけでは、あなたの個性や方向性が伝わりません。
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ネガティブな表現(「下手ですが」「自信ありませんが」など)
謙遜のつもりでも、相手に不安を与えてしまいます。ポジティブな表現を心がけましょう。
成功のポイント
自己紹介文はあなたの音楽に対する情熱と人柄を伝える大切なツールです。正直で具体的な内容を心がけ、前向きな姿勢を表現することで、理想のバンド仲間との出会いにつながります!
🎵 初回セッションの進め方
📋 事前準備
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1
楽曲の選定全員が知っている簡単な楽曲を1〜2曲選ぶ
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2
役割分担の確認誰がどのパートを担当するか明確にする
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3
スタジオの予約初回は2時間程度が適当
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4
機材の確認各自の持参物と借用物を整理
⏰ 当日の流れ
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1
15分
アイスブレイク自己紹介と音楽的背景の共有
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2
30分
音作り各楽器の音量バランスと音色調整
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3
60分
楽曲練習セクション別に丁寧に合わせる
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4
30分
通し練習楽曲全体を通して演奏
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5
15分
振り返り良かった点と改善点を共有

効果的な練習方法
個人練習と合わせ練習の使い分け
効果的な練習方法
個人練習で行うべきこと
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楽曲の完全な把握構成、コード進行、リズムを理解する
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技術的に難しい部分の重点練習苦手な箇所を集中的に練習する
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メトロノームに合わせたテンポ練習正確なリズム感を身につける
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楽曲の細かなニュアンスの研究表現力を高める練習をする
合わせ練習で行うべきこと
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楽器間のバランス調整各パートの音量レベルを合わせる
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キメやブレイクのタイミング合わせ決めポイントの息を合わせる
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ダイナミクス(強弱)の統一楽曲の盛り上がりを共有する
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ライブを想定した通し練習本番と同じ流れで演奏する
ライブに向けた準備
🎤 ライブ成功の秘訣
選曲のコツ
ステージパフォーマンスの基本
長続きするバンドの秘訣
🎪 バンド運営の極意
コミュニケーションの重要性
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定期的なミーティングの開催
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音楽的方向性の継続的な話し合い
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個人的な悩みや要望の共有
-
建設的な批判とポジティブなフィードバック
役割分担の明確化
初心者が陥りがちな失敗とその対策
技術面での失敗例
⚠️ 練習でよくある失敗と対策
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現在の技術レベルを客観的に評価する
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段階的に難易度を上げていく計画を立てる
-
基礎練習を怠らない
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毎日最低15分はメトロノーム練習を行う
-
様々なテンポでの練習を心がける
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リズムの正確性を最優先に考える
人間関係での失敗例
バンド失敗例と対策ガイド
よくある失敗パターンを知って、成功するバンド活動を

ギター機材選びのアドバイス
初心者におすすめのギター
エレキギター・アンプ選び
おすすめエレキギター
おすすめアンプ
初心者の方には、まずはギターとアンプをセットで揃えることをおすすめします。上記の商品は全て初心者から中級者まで長くお使いいただける品質の高いものばかりです。
より詳しい選び方やおすすめの組み合わせについては、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
おすすめのマルチエフェクター
おすすめのマルチエフェクター
マルチエフェクターが一台あると、音作りの幅が格段に広がります。自分のプレイスタイルや予算に合わせて最適な一台を選びましょう。
音楽理論の基礎知識
ギタリストのための音楽理論
コード理論の基本
メジャーコードとマイナーコード
音楽の感情表現において、メジャーコードは「明るい・楽しい」、マイナーコードは「暗い・切ない」といった響きを表現する、音の基本的な組み合わせです。
- Cメジャー (C-E-G): 明るく、楽しい響きの基本形。(ド-ミ-ソ)
- Aマイナー (A-C-E): 切なく、落ち着いた響きの基本形。(ラ-ド-ミ)
コード進行の王道パターン
これらのコードを組み合わせることで、曲の骨格となるコード進行が生まれます。まずは多くのヒット曲で使われている定番の進行を覚えてみましょう。
- カノン進行: C → G → Am → F
- 王道進行: F → G → Em → Am
- 小室進行: Am → F → G → C
スケールの基礎
ペンタトニックスケール
「5つの音の音階」という意味で、ギターソロの基本となるスケールです。ロック、ブルース、ポップスなど、あらゆるジャンルで使われており、アドリブ演奏への第一歩となります。
- 基本スケール: Aマイナーペンタトニック
- 主なポジション: まずは5, 7, 9, 12フレットのボックスポジションが有名です。
- 対応ジャンル: ロック、ブルース、ポップス全般
デジタル時代の練習ツール
ギター練習を加速させる便利ツール
スマートフォンアプリの活用
スマートフォンは今や最強の練習ツールです。日々の練習をサポートし、上達を早めてくれる便利なアプリを紹介します。
楽曲練習に役立つアプリ
- Anytune: 耳コピの強い味方。楽曲のテンポやピッチ(音の高さ)を自由に変更できます。
- Chordify: YouTubeなどの音源からコード進行を自動で解析してくれる画期的なサービスです。
メトロノーム・チューナーアプリ
- Guitar Tuna: 定番のチューナーアプリ。非常に精度が高く、ギター以外の楽器にも対応しています。
- Metronome Beats: シンプルなものから複雑な拍子まで設定できる、多機能なメトロノームです。
- Soundcorset: チューナー、メトロノーム、録音機能などが一つになった、楽器練習のための総合アプリです。
オンライン学習リソース
良質な教則コンテンツがオンライン上に溢れています。独学でもプロの知識を学べる、おすすめのYouTubeチャンネルや音楽スクールです。
おすすめYouTube チャンネル
- ギターの処方箋チャンネル: 当ブログ運営者のYouTubeチャンネルです。練習に役立つ情報を動画で分かりやすく解説しています。 チャンネルはこちら
- 亀田音楽専門学校: 音楽プロデューサーの亀田誠治氏が、音楽の仕組みを楽しく解説してくれます。
- JustinGuitar: 世界中のギタリストが見ている英語のレッスンチャンネル。無料で世界標準のレッスンを受けられます。
オンライン音楽スクール
- ギターの処方箋ONLINE: 当ブログ運営者が主催するオンラインスクールです。個別の悩みに寄り添ったレッスンを提供しています。 公式サイトはこちら
バンド活動の費用対効果
必要な費用の目安
ギターにかかる費用
初期費用
ギターを始めるために、まず必要となる機材やアクセサリーの費用です。選ぶ機材によって価格は大きく変わりますが、一般的な目安を紹介します。
- ギター本体 3万円 〜 10万円
- アンプ 1万円 〜 3万円
- エフェクター 1万円 〜 5万円
- アクセサリー類 約 1万円
- 合計 6万円 〜 19万円
月々の維持費
ギターを続けていく上で、毎月発生する可能性のある費用です。練習頻度やスタイルによって変動します。
- スタジオ代 (月2〜4回) 2,000円 〜 10,000円(メンバーの人数による)
- 弦の交換 (月1回程度) 500円 〜 2,000円(弦の種類に依存)
- 合計 2,500円 〜 12,000円
費用を抑えるコツ
賢く楽しむ!ギターの節約術
ギターは何かとお金がかかる趣味ですが、少しの工夫で費用を大きく抑えることができます。賢く節約して、長く音楽を楽しみましょう。
機材関連の節約術
- 中古楽器の活用: 状態の良い中古品を探せば、新品同様の機材を半額以下で手に入れられることも。信頼できる楽器店での購入がおすすめです。
- レンタルサービスの利用: 高価なエフェクターやアンプなど、購入を迷っている機材はまずレンタルで試してみるのも一つの手です。
- メンバー間での機材シェア: バンドを組んでいるなら、メンバー同士でエフェクターなどを共有することで、一人当たりの負担を減らせます。
練習関連の節約術
- 個人練習スタジオの活用: バンド用の広いスタジオではなく、1時間500円〜1,000円程度で利用できる個人練習スタジオ(個人練)を積極的に利用し、音作りなどはバンド練習の前に事前に済ませましょう。
- 自宅練習環境の整備: 最近はヘッドフォンで本格的なサウンドが楽しめる小型アンプやアプリが充実。自宅での練習効率を上げれば、スタジオ代の節約に繋がります。
- 公共施設の音楽室利用: お住まいの地域の公民館やコミュニティセンターに、安価で利用できる音楽室が設置されている場合があります。

よくある質問(FAQ)
バンド活動 Q&A
楽譜が読めなくてもバンドはできますか?
全く問題ありません。もちろん読めるに越したことはありませんが、現代のバンド活動では、TAB譜や耳コピーが主流です。多くのミュージシャンが楽譜を読めずに活動しています。重要なのは音楽への情熱と継続的な練習です。
一人暮らしでもギター練習はできますか?
はい、可能です。ヘッドフォン対応のアンプや、アンプシミュレーター、防音グッズを活用することで、近隣に迷惑をかけずに練習できます。また、サイレントギターという選択肢もあります。
バンドメンバーと音楽の趣味が合わない場合はどうすべきですか?
まずは話し合いで妥協点を見つける努力をしましょう。それでも解決しない場合は、新しいメンバーを探すか、複数のバンドに参加することを検討してください。音楽は楽しんで行うものなので、無理は禁物です。
ライブまでにどのくらいの準備期間が必要ですか?
初心者バンドの場合、6ヶ月程度の準備期間をおすすめします。楽曲の完成度を高め、ステージパフォーマンスの練習も含めると、これくらいの期間が必要です。
バンド活動とお金の問題をどう解決すべきですか?
最初にメンバー間で費用分担について明確なルールを決めることが重要です。練習費、機材費、交通費などの分担方法を事前に話し合っておきましょう。
まとめ~さぁ、バンドを始めよう!
ギター初心者がバンドで演奏するのにおすすめの楽曲と、成功のための実践的なノウハウをご紹介してきました。
この記事の重要ポイント
- 楽曲選択の重要性 自分のレベルに合った楽曲選択が上達の鍵
- 段階的な成長 ★1つの曲から始めて、徐々にレベルアップ
- 基礎練習の継続 地味だが確実に実力向上につながる
- 良いメンバーとの出会い 音楽的相性と人間性の両方が重要
- 楽しむことの大切さ 技術向上と楽しさのバランスが長続きの秘訣
さて、弾いてみたい曲は見つかりましたか?
「楽しむこと」そして「まずは1曲弾けるようになること」。 目標はこのくらいシンプルで大丈夫です。
指が痛くなるのも、うまく弾けないのも、みんなが通る道。その先には、仲間と音を合わせる最高の時間が待っていますよ。
この記事をきっかけに、あなたがギターを弾く楽しさ、そしてバンドの素晴らしさに触れてくれることを願っています!
\是非一度遊びにきてくださいね/
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