ギター初心者必見!1ヶ月で確実に上達する練習プログラム【完全ガイド】
挫折しない練習法で確実にステップアップ

ギター上達の基本原則
イメージしてみてください。あなたが自力で家を建てるとしたら、何から手をつけますか?
いきなり柱を建てて、屋根を乗せて…とはしませんよね。笑
まずはじめに、しっかりとした基礎工事を行うはずです。これと同じで、ギターを自由自在に操れるようになるためには、はじめに正しく「基礎工事」を行い、土台を固める必要があるのです。
派手なテクニックやコードから始めてしまうと、一時的にうまくいったとしても、ある段階から必ず伸び悩みます。それが「挫折」につながるのです。
ギターの処方箋TAKAMURAでは、この基礎工事(土台作り)を大切にしています。これは、生涯の宝となる「ギタリストの種」を植えるということ。この種が、あなたという個性の土壌で育ち、将来大きな花を咲かせるのです。
ギター購入の準備と選び方
まず最初のステップは、あなたに合ったギターを選ぶことです。
ギターの種類を知る
アコースティックギター
弾き語りや伴奏向き。一人完結型のソロギターも人気。温かみのある音色が特徴です。
エレキギター
バンド演奏やロック向き。それ以外の音楽にも幅広く用いられます。多彩な音作りが可能です。
クラシックギター
クラシック音楽やフラメンコ向き。もちろんクラシックだけでなく、ソロギターやボサノバにも最適。唯一ナイロン弦を使用します。
必要な付属品を揃える
アイテム | 用途・ポイント |
---|---|
ピック | 初心者は比較的薄めから始めるのがおすすめ |
クリップチューナー | チューニングが簡単にできる必須アイテム |
カポタスト | キーを変えるのに便利 |
ギグバッグ | 持ち運び用・保護用 |
メトロノーム | リズム練習用(スマホアプリでもOK) |
ギターを手に入れたら最初にやること
ギターを購入したら、まず以下の基本を身につけましょう。
ギターの持ち方・姿勢を覚える
正しい持ち方や姿勢は、長時間弾いても疲れにくく、上達も早くなります。
- 背筋を程よく伸ばす
- ギターのボディを安定させる
- 左手の親指は首の裏側の中央あたりに
- ピックは親指と人差し指で軽く持つ
チューニングの習慣をつける
毎回弾く前にチューニングする習慣をつけましょう。音が合っていないと、どんなに上手く弾いても気持ちよく聴こえません。
クリップチューナーやスマホアプリを使えば、初心者でも簡単にチューニングできます。標準チューニングは低い方から「E-A-D-G-B-E」です。
1ヶ月で弾けるようになる練習プラン
ここからは、1ヶ月で確実に成長するための週ごとの練習プランをご紹介します。
1日目〜3日目
- ギターの持ち方・姿勢・ピックの持ち方を習得
- チューニングの練習
- 最初の基本コード(C、G)を覚える
4日目〜7日目
- 基本コード(Am、F)を追加で覚える
- メトロノームを使ったリズム練習(60BPMからスタート)
- 1弦〜6弦までの音の名前を覚える
ポイント: この段階では、コードがきれいに鳴るかどうかよりも、正しいフォームで練習することを重視しましょう。1日15分でも毎日続けることが大切です。
1日目〜3日目
- C→G→Am→Fのコード進行練習
- 8ビートのストロークパターン練習
- 前週のコードの復習と定着
4日目〜7日目
- 新しいコード(D、Em)を追加
- コード切り替えの練習(メトロノームを使用)
- 簡単なコード進行を繰り返し練習
ポイント: コード切り替えは最初はゆっくりでOK。正確さを重視し、徐々にスピードを上げていきましょう。
1日目〜3日目
- 初心者向けの簡単な曲を1曲選ぶ(例:『チェリー』など)
- 曲の構造を理解し、パートごとに分けて練習
- イントロ部分の練習
4日目〜7日目
- Aメロ、サビの練習
- ゆっくりテンポで通し練習
- 曲の流れを意識した練習
ポイント: 最初は原曲より遅いテンポで練習し、間違えずに弾けることを目指しましょう。
1日目〜3日目
- 3週目に練習した曲の完成度を高める
- スマホなどで自分の演奏を録音・録画して客観的に確認
- テンポを少しずつ上げる練習
4日目〜7日目
- 新しい曲や新しいテクニックに挑戦
- 2曲目の選曲と練習開始
- 1ヶ月の振り返りと次月の目標設定
ポイント: この段階で1曲通して弾けるようになれば大成功です!自分の成長を実感し、次の目標に向かって進みましょう。
おすすめ初心者向け曲
初心者が最初に挑戦するのにおすすめの曲をご紹介します。これらの曲は比較的簡単なコード進行で構成されており、練習しやすいです。
これらの曲は、基本的なコードで構成されており、リズムも比較的シンプルです。まずは原曲のテンポよりもゆっくり練習し、少しずつスピードを上げていくことをおすすめします。
挫折しないためのコツ
ギターを続けるためのコツをいくつかご紹介します:
「モチベーション・スタンド」を作る
私はレッスンを「モチベーション・スタンド」と呼んでいます。ガソリンスタンドのように、定期的にモチベーションを補給する場所が必要なのです。これは教室でなくても、友人との演奏会や動画投稿など、自分を奮い立たせる仕組みを作ることが大切です。
小さな成功体験を積み重ねる
難しい曲に挑戦して挫折するより、簡単な曲を完璧に弾けるようになる方が成功体験になります。「できた!」という経験が次への原動力になります。
「気づいたら上手くなっていた」循環を作る
毎日10〜20分でも継続することで、「気づいたら上手くなっていた」という好循環が生まれます。無理なく楽しく続けられる環境を整えましょう。
練習環境を整える
練習環境も重要です。いつでもすぐに練習できるよう、ギターはケースにしまわず、スタンドに立てておくのがおすすめです。目に入る場所にあれば、自然と手に取る機会が増えます。
あなたの心に寄り添うの指導で確実に上達したい方へ
独学では限界を感じている方、正しい基礎をしっかり身につけたい方は、ぜひ私たちの教室にお越しください。全国各地にあるギター教室で、あなたのレベルに合わせた丁寧な指導を行っています。
全国の教室一覧を見るまとめ:あなたのギターライフを応援します
ギターの上達は、正しい「基礎工事」から始まります。この記事でご紹介した1ヶ月プランを実践すれば、確実に成長を実感できるはずです。
正しい基礎を身につける
持ち方・チューニング・基本コード
段階的に練習を進める
基礎→コード進行→曲→発展
継続できる仕組みを作る
小さな成功体験・環境整備
楽しみながら取り組む
これが最も重要!
ギターの処方箋TAKAMURAでは、「正しい内容と正しいステップを笑顔溢れる環境で」をモットーに、あなたのギターライフをサポートしています。
この記事が、あなたのギター上達の一助となれば幸いです。さあ、今日からギターライフを楽しく始めましょう!
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