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【初心者必見】後悔しない!最初のギターの選び方
こんにちは、高村です!
今回は過去にも何度も当ブログだけでなく、いろいろなメディアで語らせていただいている「ギター選び」についてお話しします。
それくらい「ギター選び」は重要だということですので、耳タコだよ〜と思われるかもしれませんが、是非最後までお付き合いただけると嬉しいです!
これからギターを始めたいと思っている方にとって、「どのギターを選べばいいの?」というのは、最初にぶつかる大きな壁の一つですよね。僕自身も仕事柄、「どんなエレキギターやアコースティックギターを買えばいいですか?」というご相談をよくいただきます。
初めての世界に飛び込むときって、誰でも不安になりますよね。僕も自分の専門外のものを選ぶときはまさにそんな気持ちになります。楽器店に足を運べば、所狭しと並ぶギターの数々。
形も色も価格もバラバラで、「一体どれを選べばいいんだ……」と悩むのは当然のことです。これは、例えるなら高級フレンチレストランでワインリストを渡されたときの感覚に近いかもしれません。
名前を見てもピンとこないし、ラベルを見ても違いが分からない。
最初のギター選びも、知識がないうちはどれも同じに見えてしまうものです。
でも大丈夫!
今日は、そんな初心者の方が「これなら間違いない!」と納得できるギターの選び方を、3つのポイントに絞って分かりやすくご紹介します。
最初のギター選びに失敗すると、そのまま挫折してしまう可能性が高くなってしまいます。
せっかく興味を持ったギター。長く楽しく続けられるように、ぜひこの記事を参考にしてください。
ポイント①:とにかく「見た目」が気に入ったものを選ぶ

はい、まずこれが一番大事です!
「えっ? 見た目で選んでいいの?」と思われたかもしれませんが、むしろ最初はそれでOKです!
理由はシンプル。ギターを続けるうえで一番の原動力になるのが「モチベーション」だからです。
多くの人が、憧れのバンドやギタリストの影響でギターを始めますよね?
僕もそうでした。中学生の頃、布袋寅泰さんに夢中だった僕は、迷わずFERNANDESのギターを選びました。
ただ持っているだけで嬉しくて、弾けなくてもワクワクしてました(笑)。
初心者のうちは、どうしても弾けないことや難しさに直面して心が折れそうになる場面が出てきます。
でも、そんなときに踏ん張れるかどうかを決めるのは「どれだけそのギターに愛着を持てるか」にかかっているんです。
「このギター、かっこいい!」
「これ、あの人と同じ形だ!」
そんな気持ちが、自分を前に進ませてくれます。
逆に、見た目が気に入らないと、触る気が起きない → 弾かない → 上達しない → 挫折……という悪循環にもなりかねません。
ですので、店員さんに勧められた”無難な一本”よりも、あなたが「これがいい!」と心が動いたギターを選んでくださいね。
ポイント②:価格は最低でも「3万円以上」を目安に
次に大切なのが価格の話です。
初心者の方にとって「できるだけ安く始めたい」という気持ちはよく分かります。ですが、あまりに安すぎるギターは避けた方が無難です。
例えば、1万円前後で売られているような安いギターは、音程が安定しなかったり、音が極端にチープだったり、弾き心地が悪かったりします。
チューニングしても音が合わなかったり、ネックの反りでまともに弾けなかったりすることも。こうなると、「自分が下手なのかな?」と勘違いしてしまい、挫折の原因になりかねません。
実際にはギター側に問題があるのに、知らず知らずのうちに自信をなくしてしまうんです。
3万円以上のギターであれば、一定の品質が保証されていて、しっかり練習を積めば中級レベルまで充分使える性能があります。
ヤマハやFender Squier、Epiphoneといった信頼できるメーカーのギターもこの価格帯から選択肢に入ってきます。
3万円の投資でギターライフが楽しくなるなら、コスパとしてはとても良いと思いませんか?
【こちらも参照してみてください】
→ギター初心者必見!ギター入門セットはあり?なし?
ポイント③:できれば「通販」は避けよう

最後によくある質問がこれです。
「ネットで安く売ってるし、音とか分からないから通販でもいいですよね?」
気持ちは分かります。でも……やっぱり、できれば実店舗で選んでください!というのも、画面で見る写真と実物のギターって、思っている以上に印象が違います。
色味が違う
木目の雰囲気が違う
実際に触ってみたらなんかしっくりこない
そんなズレが起きると、せっかく買ったギターへの愛着も薄れてしまいます。
そしてもうひとつ、配送によるリスクもあります。
楽器は精密なものです。ギタリストにとっては大事な相棒ですが、配送業者さんにとっては”荷物の一つ”。
雑に扱われたり、輸送中に衝撃を受けたりする可能性もゼロではありません。初心者の場合、ギターが壊れていてもそれに気付けない可能性すらあるのが怖いところです。
少し手間でも、実際に楽器店に足を運び、実物を見て・触って・音を聴いて選ぶことを強くおすすめします。店員さんにお願いして、気になるギターを試奏してもらうのもOK。
自分でまだ弾けなくても、音の違いくらいなら案外感じ取れるものですよ。
まとめ:大切なのは「ワクワク感」!
最後にもう一度大事なことをお伝えします。
初心者にとって一番大切なのは、「これからギターを弾くのが楽しみ!」という気持ちです。
だからこそ、
見た目が気に入ったもの
3万円以上の品質のあるもの
実店舗で自分の目と耳で確かめたもの
この3つのポイントを意識して、あなたの”最高の一本”を選んでください。
ギターはただの道具ではありません。あなたの相棒であり、これからたくさんの時間をともにする大切な存在です。
最初の一本をしっかり選べば、その後のギターライフがずっと楽しく、豊かになりますよ!
応援しています♪
よくある質問 (FAQ)
A1: 最低限必要なものは、チューナー、ピック、替えの弦、ギターケースです。エレキギターの場合はアンプやシールドも必要になります。最初はこれらのアイテムがセットになった「ギターセット」もおすすめです。
A2: 弾く頻度や汗のかき方にもよりますが、初心者の方であれば1〜2ヶ月に一度を目安に交換することをおすすめします。弦が錆びたり、音がこもってきたら交換のサインです。
A3: 大きく分けてエレキギターとアコースティックギターがあります。好きな音楽のジャンルや、憧れのアーティストが使っている楽器を参考に選ぶのが良いでしょう。ロックやポップスが好きならエレキギター、弾き語りやフォークソングが好きならアコースティックギターがおすすめです。
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