こんにちは、ギターの処方箋TAKAMURA代表の高村尚平です。
憧れのギタリストのように、ステージで堂々と前を向いてギターを弾きたい。
そう思ってストラップを付けて立ってみたものの……
- 座っていた時は完璧だったフレーズが弾けない
- 手元が不安で、どこを弾いているか分からない
- 不安だから指板を覗き込んでしまい、姿勢が悪くカッコ悪い
こんな経験、ありませんか?
実はこれ、僕自身もかつて深く悩んでいたことなんです。
多くの人はここで「ストラップの長さが合っていないんだ」と考えて調整を始めます。
しかし、先に衝撃的な結論をお伝えしておきます。
衝撃の事実
立って弾けない本当の理由は、
ストラップの長さではありません。
本当の犯人に気づかない限り、一生立って弾くことに恐怖を感じ続けることになってしまいます。
今日はその「真犯人」の正体と、誰でも実践できる攻略法をお伝えします。
▲ 動画で詳しく解説を見たい方はこちらをタップ
立って弾けない「真犯人」とは?
結論から言います。
あなたが立って弾けない原因は、
「目で見て弾こうとする思考の癖」そのものです。
座って練習している時、無意識に「5フレット、次は8フレット…」と目で確認しながら弾いていませんか?
しかし、立って弾くということは、強制的にその視覚情報を奪われる行為なんです。
立った瞬間、指板は視界から遠ざかります。
頼みの綱である視覚情報が失われるため、脳がパニックを起こし、「見えない、怖い」と指先に命令が出せなくなる。
これが、立って弾けなくなる真相です。
攻略のカギは「指板の相対感覚」
では、プロはなぜ前を向いて弾けるのでしょうか?
彼らは目で弾いていません。指の感覚で弾いています。
ここで重要になるのが、僕が提唱する「指板の相対感覚」です。
【指板の相対感覚とは】
ある1つの基準となる音(アンカー)さえ分かれば、そこからの「指の距離感」で他の位置が分かる感覚のこと。
例えば、Aマイナーペンタトニックスケールを弾くとき、全ての音を目で追うのはやめましょう。
具体的な練習ステップ
-
アンカー(基準点)だけを見る
例えば6弦5フレットの人差し指。ここだけを「チラッ」と見て確認します。 -
あとは距離感で弾く
次の小指の8フレットは、見ません。「人差し指からこれくらい開いた距離」という感覚だけで押さえます。 -
縦の移動も感覚で
5弦の5フレットは、アンカーの「真下」という感覚で覚えます。
この「距離感」を養うのに最適なのが、以前ご紹介したクロマチック練習です。
立って弾く練習とは、ストラップをかける練習ではなく、
「視覚情報なしで弾ける脳と指を作る練習」なのです。
物理的な3つの処方箋
脳の感覚(ソフト面)が一番大事ですが、それをサポートする物理的な環境(ハード面)ももちろん大切です。
すぐに実践できる3つのポイントをご紹介します。
① 高さを座位に合わせる
まずは座って弾く時と同じ高さにストラップを調整してください。これが指の距離感を再現する最短ルートです。
② ヘッドを持ち上げる
ネックを立てることで、手首が真っ直ぐになり、フォームが安定します。指の感覚も鋭敏になります。
③ ストラップロック
「落ちたらどうしよう」という不安があると感覚に集中できません。心の保険として必ずロックしましょう。
本日の処方箋まとめ
立って弾けない悩みを解決するには、優先順位を変えることが大切です。
- ✅ 真犯人は「目で見て弾く癖」
- ✅ 処方箋は「アンカーからの相対感覚(距離感)を鍛える」
- ✅ ストラップ調整はあくまでそのサポート
ここを意識して練習すれば、必ず観客の顔を見ながら演奏を楽しめるようになります!
「自分のフォームをゼロから見直したい」
「相対感覚をもっと深く学びたい」
そう本気で思った方は、ぜひ一度体験レッスンへお越しください。
2012年から400名以上を指導してきた経験から、あなたの「挫折の原因」を根本から解決します。
\ 公式LINE限定 /
7大無料特典をプレゼント中!
今回の記事に関連する「⑥ストラップの長さってどれが正解?」を含む、以下の豪華特典が今すぐ受け取れます。
- ①ギター購入後「最初の1ヶ月」を制する練習法
- ②コードの覚え方/作り方講座
- ③エレキギター音作り基礎講座
- ④アンプの基礎知識(音作り基礎講座内)
- ⑤エレキ・アコギの弦の選び方
- ⑥ストラップの長さってどれが正解?
- ⑦自分に合ったアコギのサイズ選び

.jpeg)

-300x169.jpeg)
コメント