【2025年版】エレキギター選び方完全ガイド|ストラトキャスターvsレスポール徹底比較|初心者必見

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エレキギター選びのポイント完全ガイド

【初心者必見】エレキギター選びのポイント完全ガイド|ストラトキャスターvsレスポール徹底比較

ギターの処方箋TAKAMURA仙台利府教室講師・大槻一美(Kazumi Otsuki)
エレキギターを始めたいけれど、どの種類を選べばいいか分からない…そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
今回は、これからエレキギターを始める方や特徴をもっと詳しく知りたい方のために、自分に合う1本を選ぶための重要なポイントを詳しく解説します。

エレキギターの代表的な9種類

エレキギターには多くの種類がありますが、まず代表的なモデルを知っておきましょう。

ストラトキャスター
(最もポピュラー)
レスポール
(ロック系に人気)
SG
(軽量で弾きやすい)
テレキャスター
(カントリー系定番)
ムスタング
(ショートスケール)
ジャズマスター
(オルタナティブ系)
ジャガー
(独特のサウンド)
エクスプローラー
(変形ギター)
フライングV
(ハードロック系)

この中でも、ストラトキャスターとレスポールは初心者から上級者まで最も選ばれている2大モデルです。

ストラトキャスター vs レスポール|徹底比較

ストラトキャスターとレスポールの比較画像

基本スペック比較表

項目 ストラトキャスター レスポール
メーカー フェンダー社 ギブソン社
製造開始 1954年 1952年
スケール ロング(648mm) ミディアム(628mm)
フレット数 21または22 22
重量 約3.5kg(軽い) 4kg超(重い)
ボディ材質

ストラト:アルダー、アッシュ
レスポール:マホガニー

ネック材質

ストラト:メイプル
レスポール:マホガニー

指板材質

ストラト:メイプル、ローズウッド
レスポール:ローズウッド、エボニー

ブリッジタイプ

ストラト:シンクロナイズドトレモロ
レスポール:チューン・オ・マチック

コントロール

ストラト:1ボリューム、2トーン
レスポール:2ボリューム、2トーン

価格帯(新品)

ストラト:5万円〜50万円
レスポール:8万円〜100万円

1. サウンドの特徴|どっちがあなた好み?

ストラトキャスター

  • 歯切れの良いクリアなサウンド
  • 高音域が美しく響く
  • カッティングやクリーンプレイに最適
  • ジャンル:ポップス、ブルース、ファンク

レスポール

  • 暖かみのある太いサウンド
  • 中低音域が豊か
  • パワフルなロックサウンドが得意
  • ジャンル:ロック、ハードロック、ジャズ

2. 演奏性の違い|弾きやすさで選ぶなら

スケール(弦の長さ)による違い

ストラトキャスター(648mm)

弦のテンションが強く、しっかりとした弾き心地

レスポール(628mm)

弦が柔らかく、初心者でも押さえやすい

重量による影響

ストラトキャスター

約3.5kgで軽量、長時間の演奏でも疲れにくい

レスポール

4kg超で重厚、サスティンが豊かだが肩への負担大

3. ピックアップの違い|音色を決める重要要素

ストラトキャスター(シングルコイル×3)

  • 高音強調の歯切れ良いサウンド
  • 5ウェイセレクターで音色変化が豊富
  • ノイズが多め(エフェクター使用時要注意)

レスポール(ハムバッキング×2)

  • 中低音強調の暖かみあるサウンド
  • ノイズが少なくエフェクターとの相性◎
  • パワフルな歪みサウンドに最適

4. 構造の違い|メンテナンス性も考慮

ネックジョイント

ストラト:ボルトオン(ネジ留め)

音の反応が早い、メンテナンス容易

レスポール:セット(接着)

サスティン効果抜群、修理は専門店推奨

あなたにピッタリのギターはどっち?

ストラトキャスターがおすすめな人

  • 軽量で疲れにくいギターが欲しい
  • クリーンで美しいサウンドを重視
  • 様々な音色変化を楽しみたい
  • ポップス・ブルース・ファンクが好き
  • メンテナンスを自分でやりたい

レスポールがおすすめな人

  • パワフルなロックサウンドが好き
  • 太くて暖かい音色を求める
  • サスティンの長い音が欲しい
  • ハードロック・ヘヴィメタルを演奏したい
  • 見た目の重厚感を重視

失敗しないギター選びの3つのコツ

  1. 必ず試奏する

    楽器店で実際に弾いてみることが最重要。音色、重量、ネックの握り心地を確認しましょう。仮に全然弾けなかったとしても、握るだけでフィーリング(相性)のようなものを感じられるかもしれません。

  2. 予算を明確にする

    初心者なら3万円〜、中級者なら10万円〜を目安に、検討すると満足感が高いと思います。現在はコピーモデルもかなり品質向上していますので、チェックしてみましょう!

  3. 店員さんに相談する

    経験豊富な店員さんのアドバイスは貴重。あなたの好みや目標を伝えて相談してみましょう。好きなアーティストなどを伝えると、近い見た目や音のギターを持ってきてくれると思います。

まとめ|理想の1本を見つけよう

ストラトキャスターは歯切れ良いサウンド
レスポールは暖かみあるサウンド

この基本を押さえつつ、最終的にはあなたが「この音好き!」と感じるものを選ぶことが一番大切です。

好みのジャンルやアーティスト、そして何より直感を大切にして、あなたにピッタリの1本を見つけてください!

楽器店での試奏や店員さんとの相談を通じて、音楽ライフをより充実させましょう。

演奏のこと、楽器のこと何でも相談に来てくださいね!
ギターの処方箋TAKAMURA仙台利府教室で待っています😊
↓↓↓↓↓

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